昨日、書店に行って本を探していたところ・・・太平洋戦争という歴史の本があった。
No6とあって主題通り、太平洋戦争について写真入で色々と書いてあった・・・が。
読んでいるうちに、ビックリ内容であいた口が塞がらない・・・ちょっと酷すぎる!!
学研パブリッシング発行「太平洋戦争 6 決定版 (歴史群像シリーズ)」
いきなり・・・日本は「マッカーサーに占領される前に、東条英機に占領された」とか・・日本は「大きな監獄だ」など・・
ヒットラーのような独裁者として描かれているように思えます。
戦前・戦中の日本は暗黒の国で、悪い国だった・・という、日教組教育そのまま・・・って感じでしょうか?
まぁ、東条英機に対して細かな事を言うと何日間あっても書ききれないので、主要な海外の要人の発言を紹介します。
バー・モウの評
ビルマ(現ミャンマー)のバー・モウ初代首相は自身の著書『ビルマの夜明け』の中で「歴史的に見るならば、日本ほどアジアを白人支配から離脱させることに貢献した国はない。真実のビルマの独立宣言は1948年の1月4日ではなく、1943年8月1日に行われたのであって、真のビルマ解放者はアトリー率いる労働党政府ではなく、東条大将と大日本帝国政府であった」と語っている。
レーリンクの評
東京裁判の判事の1人でオランダのベルト・レーリンク判事は著書『Tokyo Trial and Beyond』の中で東條について「私が会った日本人被告は皆立派な人格者ばかりであった。特に東條氏の証言は冷静沈着・頭脳明晰な氏らしく見事なものであった」と述懐し・・・
トケイヤーの評
ラビ・マーヴィン・トケイヤー著『ユダヤ製国家日本』という本の中に東條について以下のような記述があり樋口季一郎と同様にトケイヤーから「英雄」と称えられている。トケイヤーが東條英機を「英雄」と称える理由については、昭和12年(1937年)にハルビンで開催されたドイツの暴挙を世界に訴えるための極東ユダヤ人大会にハルビン特務機関長だった樋口らが出席したことに対し、当時同盟国であったドイツが抗議したがその抗議を東條が握りつぶし、処分ではなく栄転させた。
評価としては色々とあるが・・
大東亜共栄圏という考え方がある。欧米諸国(特にイギリス・アメリカ合衆国)の植民地支配から東アジア・東南アジアを解放し、東アジア・東南アジアに日本を盟主とする共存共栄の新たな国際秩序を建設しようという、大東亜戦争における日本の構想である。
その中心人物が東条英機であったことも忘れてはならない。

大東亜会議に参加した各国首脳。左からバー・モウ(ビルマ)、張景恵(満州国)、汪兆銘(中華民国)、東條英機、ワンワイタヤーコーン(タイ)、ホセ・ラウレル(フィリピン)、スバス・チャンドラ・ボース(インド)
そのことは戦後、日本は敗戦国となったが他の国々は、次々と独立していった・・・その事実があった事を日本人は忘れてはならない。
つまり、東條英機がいなければアジアの国々は欧米列強から独立できなかった可能性があると言うことだ。!
東条英機の日本国民への最大の罪は・・・戦争に負けた事だろう。
しかし、個人にその罪を負わせた、東京裁判は戦勝国による極悪非道の愚行リンチだといえる。