受験地獄 中国「少皇帝」②

昨日、書きましたが・・・成績による階級社会!?

成績が悪くなると、親から・・・その子と一緒に遊ばないようにと言われるらしい。
「朱に交われば赤くなる」このような、ことわざが囁かれる。
また、一生懸命勉強するのは、自分がクラスでバカにされたくないという思いらしい。
「勉強で負けたくありません。負けると能力が無いとか、誰々に負けたとか皮肉ぽっい言葉を浴びされるから・・」
つまり、勉強ができない子はいじめにあう・・という事だろう。

このような熾烈な競争が起きるのも、親が子供への期待が大きすぎる・・のではないか。
「私たちが子供の頃は、こんなに宿題は出ませんでしたし、難しくもありません。今は私たちが中学で習った事を小学校で勉強しています。少しでも気を抜いたら競争に立ち向かえなくなります。親も大変です。」
「私たちはリストラを経験しています。だからこそ、この子には良い大学に入り、安定した仕事について欲しいと思います。
中国は一人っ子ですから、この子が成功すれば百%成功、失敗すれば百%失敗。
成功すれば社会の人材、失敗すれば家庭の負担なのです。そして、子供をサポートする親も試されています。
そういう意味では、この子を妊娠した時から競争は始まったのです。


中国は、共産主義で国営企業で全ての人が働いていましたが、改革開放で強烈な資本主義に曝されているのではないでしょうか?。


しかし、取材が進むにつれ・・・子供の本音がでた・・。
「もう面倒だよ・・」
「僕は疲れました・・・。」
「本当は勉強は大嫌い。両親は何時も同じ事ばかりで、うんざりだよ」
「勉強が嫌いというと、それだけで両親や先生からは、勉強は貴方の為なのになぜ?・・と説教される。
それが嫌だから、みな勉強が好きなふりをしてるんだ」



親とのクラス会で、生徒はその胸のうちを、親に訴えますが・・・
「親が点数で判断する事を、生徒の皆さんは批判していますよね。私は親を代表して言いますが、親も職場では点数で評価されているんです。みなさんが知らないだけなんです。」
「親も仕方が無いのです。今の社会は競争が激しい。勉強ができず、特技もなければ、将来リストラされるんです。分かってください。」


この、親の言葉に・・子供たちの発言は、いかに甘い訴えだったのか・・・日本ではとても考えられない、小学5年生のクラス会なのである。


私たち日本人は、こうした過酷なまでの競争社会の中で育っている中国人と、これから少なくとも、共存しなければならない現実が待っている・・・。

このような、現在の中国の教育が良いとは思わないが、日本は独自の教育を考えていく必要性があると思う。

そのヒントになるのが・・・明治天皇が作られた、教育勅語が一つのヒントになるのではないか?


記事と写真は違いますが・・・
受験地獄 中国「少皇帝」②
伊能静(イノウ シズカ)母親が日本人。
中学・高校時代を日本で過したそうです。










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